【乳幼児でもわかる!】馬力とトルクと諸元表

車関連知識
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馬力とトルクの関係がいまいちわからない、諸元表の見方がよくわからないという方、宜しければ参考にして下さい!

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馬力の定義

馬力=トルク×回転数”という関係性があります。

馬力は”馬の力”と漢字で書きますが、馬の”実力”の事です。
トルクは馬が”一歩踏み出すチカラ”の事です。
回転数は馬でいう”歩数”の事です。

つまり、馬力がある車=力強い車ではなく、馬力がある車=実力のある車です。また、トルクフルの車が=力強い車です。

わかりやすい例え

人力車(じんりきしゃ)を例にします。人力車はヒトの実力で他人を目的地まで迅速に運ぶ車です。ヒトの一瞬のチカラだけでは数cmしか他人を運ぶ事ができません。他人を迅速に遠くまで運ぶためには、一歩一歩継続的にチカラを出し続ける事ができるヒトの実力が必要です。

要約すると

馬力=実力。トルクと呼ばれる”力”とその”力”を出し続ける事ができれば、”実力がある”という事です。

つまり

馬力がある=速い(車として実力が高い)
トルクがある=力強い
高回転=トルクがあれば速い

です!実際、ぼんやり分かったぐらいで十分です♪

応用編:トルクフル=回転数も自動的に増えて馬力も高くなるのでは?

トルク(力)があればあるほど、回転数(歩数)も自動的に増えそうな気が・・・と思うかもしれませんが意外にもそうではありません。

毎日四股(シコ)踏んで脚の筋力がムキムキのお相撲さんを想像してみてください。サササササッッッ---!!!!!と俊敏に走るとは思えませんよね?

一般的にディーゼル車はトルクフルと言われていますが、ディーゼル車は回転数が上がりづらい(燃焼速度の関係)ため、トルクの割に馬力が少ないという現象が起きます。

諸元表の見方 -馬力編-

ランボルギーニ・ムルシエラゴの諸元表で説明します。

排気量 6,496 cc エンジン DOHCV12気筒NA
最高出力 640 ps/ 8000 rpm 駆動方式 4WD
最大トルク 67.3 kgfm/6000 rpm 乗車人数/ ドア数 2名/ 2ドア
0 - 100 km/h 3.4 sec 全長/ 全幅/ 全高 4,610 mm/ 2,058 mm/ 1,135 mm

最高出力(本気の実力)が”640ps”(ps=ホースパワー=馬力)とあります。馬の640倍の実力を持っているという事です。また、その右側に”8000rpm”とありますがこれが回転数です。”rpm”という単位は”1分間に何回転するか”という意味なので、1分間にエンジンが8000回転している時に最高出力の640psを出せるという意味です。

馬で例えると1分間に8000歩のペースで走ってる時が最も実力を出し切ってるという事です。1分間に9000歩のペースだったら脚がちぎれるんでしょうね。だから8000歩ペースなんです。

応用編:車の回転数、回転しているところは?

”クランクシャフト”と呼ばれるエンジンの構成部品のひとつが回転しています。アクセルを踏む→燃料が噴射される→空気と混ざって爆発→ピストンが上下に動く→クランクシャフトが回転。といった流れです。

ちなみに上図は直列4気筒(直列に筒が4つある)の図です。ムルシエラゴはV12エンジンなのでVの形に筒が12個あるという意味です。下図はムルシエラゴのエンジンではないですがV12エンジンはこんな感じです。横から見たらVの形をしていて、筒が片側6個ずつ計12個ありますね!

諸元表の見方 -トルク編―

最大トルク 67.3 kgfm/6000 rpm

最大トルク(最も一瞬の力が強い時)=67.4 kgfm(キログラムメートル)とあります。単位については深く考えなくてOKです。また、右に6000 rpmとあります。1分間に6000回転のペースで走っている時が最も一瞬の力が強いという事です。

しかし、上術のように、最高出力が出せるタイミングは8000rpmにも関わらず、最大トルクは6000rpmと若干の乖離があります。それはなぜでしょうか。

サッカーのフリーキックを思い出して下さい。少し助走をつけてボールを蹴りますが、全速力で助走はつけませんよね?

なので、8000rpmの時が”走るという動作(車の実力)”がピークでも、一番パワーを出せるのは6000 rpmという事です。速く走り過ぎたら制御できないといった感じです。

馬力とトルクとギアチェンジ

ムルシエラゴにはAT(eギア)でも6段ギアがあります。ギアのある身近な乗り物と言えば自転車だと思うので自転車で説明します。

自転車も乗りはじめはギア1からスタートすると思います。それから漕ぎ始めて良い感じのタイミングで2, 3・・・6とギアを変えていきますね。めちゃくちゃ一生懸命ペダルを漕いで、”もうこれ以上速くできない”というギア1の限界を迎えてからギア2にシフトアップするなんて事しませんよね?

なので、常に最大出力(ムルシエラゴでいう8000 rpm)でギアチェンジをするのではなく、最大に加速できるタイミング(ムルシエラゴでいう6000 rpm)で車もギアチェンジをすれば速いという事になります。

応用:ギアチェンジのタイミングについての補足

シフトアップした瞬間に回転数が下がるので、回転数が下がったところでも高いトルクを引き出せるところでギアを変えるのが本当のベストです。車種別に”エンジン性能曲線(トルクカーブ)”というデータがあるのでそれを参考にすると良いと思います。

まとめ

・馬力=トルク×回転数

諸元表の見方が分かれば車選びも楽しくなりますよ!

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S.C.B.