ポルシェ好きの私ですが、この度、2018年式・走行距離200kmのルノー・メガーヌRS 273ファイナルエディション(メガーヌIII)の新古車をルノー正規ディーラーにて購入致しました。なので、今回はメガーヌIII RSについての性能や概要をまとめ、私なりのレビューを致しましたので宜しければ参考にして下さい!
諸元表
排気量 | 2,000 cc | エンジン | DOHC 直列4気筒ターボ |
最高出力 | 273 ps/ 5500 rpm | 駆動方式 | FF |
最高トルク | 36.8 kgfm/3000 rpm | 乗車人数/ ドア数 | 5名/ 3ドア |
0 - 100 km/h | 5.9 sec | 全長/ 全幅/ 全高 | 4,320 mm/ 1,850 mm/ 1,435 mm |
タイヤ | 235/ 40/ ZR18 | ミシュラン・パイロットスポーツ | ||||||
サスペンション | F: ダブルアクシスストラット | R: トレーリングアーム | ||||||
ブレーキ | F: ブレンボ製4ポッドキャリパー | R: TRW製モノピストン | ||||||
LSD | ヘリカルLSD | |||||||
ギア比 | 1: 3.08 | 2: 1.94 | 3: 1.39 | 4: 1.03 | 5: 0.82 | 6: 0.65 | R: 3.74 | F:4.19 |
メガーヌIII RSについての概要
メガーヌの3世代目なのでメガーヌIIIと呼ばれる事が多いです。2008年〜2018年まで発売されていました。現在はメガーヌIVが新車で購入できます。”RS”はF1を手がけるルノー・スポールが本気で作ったレーシングカーであるという事を表しています。BMWの”M”やMercedesの”AMG”みたいなものです。ちなみにメガーヌIII RSのトランスミッションはMTのみという超ハード仕様です。逆にメガーヌIV RSは限定モデル以外はDCTのみで、かなりマイルドになってしまいました。
メガーヌIII RSは年式が上がるにつれて250ps→265ps→273psと若干エ
また、限定モデルを何度か発売していますが(トロフィーやパックスポールなど)、基本的な性能はほとんど同じで、ホイールやマフラーが軽量になったり、内装がアルカンターラになったり、各所パーツの色が異なっている等の変化でありました。ホイールやマフラーは後からでも変更可能ですが、限定モデルの方が値段的にはお得になっているようです。

前期のメガーヌIII RSのフロント
2014年にはメガ
メガーヌIII RS 273 ファイナルエディションのレビュー
◎良いところ
- 走行性能
素晴らしいの一言です。走る・曲がる・
- デザイン
ジョンシリウスメタリックの特殊なイエローカラーはスーパーカー
- コスト・パフォーマンス
スポーツカーに対してコスト・パフォーマンスを気にするのはどうかしてますが、
- ファーストカーで使える
スポーツカーとしては貴重なちゃんと使える後部座席を備えていま
×悪いところ
- ノーマルマフラー
素晴らしい走行性能に全く見合っていないマフラーです。
- 車好きにしかわからない
そもそも認知度が著しく低い気がします。
- ドライブしにくい
これだけ書くと「なんだそれ?」と思われるかもしれませんが、まず2018年の車なのにカーナビがありません。オプションで付ける事はできますが、かなり大掛かりな手術が必要となります。また、ドリンクホルダーが非常に使いにくいです。シフトノブの後ろと前にあるのですが、どちらも異様に浅く、シフトチェンジする時にドリンクが手に当たって色々と危ないです。ただ、フッドレストの後ろ、車のちょうどど真ん中に1個あるドリンクホルダーは唯一ちゃんと使えるので、同乗者の顔色を伺いながら使う事は可能です。なので、諦めてドアポケットに横向きで置いてる人が多いようです。きめ細かい泡をどうぞ。また、ナビがない事の弊害で、バックカメラを取り付けないケースが多いと思います(バックカメラの映像を映すモニターがない)。それに加えてクーペならではの空力・曲線美を優先したボディ形状により、後ろがほぼ目視で見えない事、1,850mmという超ワイドなボディ、エンスト隣り合わせのMTシフトなので、駐車が恐ろしい程やりにくいです。つまり、初めての土地に行く場合は色々と覚悟が必要です。
メガーヌIII RS 273 ファイナルエディションの購入価格
新車登録が2018年3月、走行距離は0.02万Kmで車両本体価格は369万円でした。
ちなみにオプションはETCセットアップ料の2700円のみで、税金・登録料等の諸経費が19.8万円でしたので、合計で390万円でした。
新車の車両本体価格は399万円なので、走行ほぼなし、1年落ちで30万円引きなら中々お買い得じゃないでしょうか。
また、余談ではありますが、下取りに出したポルシェ・ケイマンは今回250万円で買い取って頂けたのですが、そもそもケイマンの購入価格は正規ディーラーで諸経費等込みでちょうど3
メガーヌIII RSのリセール考察
中古車情報サイトに現在(2019年10月末現在)
年式 | 走行距離 | 車両本体価格 |
2018年 | 新古車 | 今回の購入価格(369万円) |
2017年 | 1万キロ | 約300~320万円 |
2016年 | 2万キロ | 約270~300万円 |
2015年 | 3万キロ | 約240~270万円 |
2014年 | 4万キロ | 約210~240万円 |
売却時の値段はマージンを考慮して相場-50万円と仮定すると
経過 | 走行距離 | 償却 |
1年経過 | 1万キロ | 約100~120万円 |
2年経過 | 2万キロ | 約120~150万円 |
3年経過 | 3万キロ | 約150~170万円 |
4年経過 | 4万キロ | 約170~200万円 |
といった感じでしょうか。もちろんMTの需要と供給のバランスを
総評
メルセデスやBMWのような”一般人向けのステータス”を気にしなければ、間違いなく最もコストパフォーマンスの優れたハイパフォーマンス・レーシングカーである事は間違いないと思います。
メガーヌIVのMTもかなり電子的になってしまったと聞いているので、新古車で購入したい方は今のうちに購入を進める事をお勧めします!