BMW 435iカブリオレ レビュー(F33)

オススメ輸入車・試乗レポート
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2022年3月にAudi TT(8S)からBMW 435iカブリオレ(F33)に乗り換えましたので早速レビューしてみました!気づけば7代目愛車となるこちらは、フル4シーターのオープンカーで直6エンジンでMでもアルピナでも大衆車でもない、”これぞBMW”といった素晴らしい車でした♪

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車両詳細

BMW正規ディーラーの認定中古車です!

車名 BMW 435iカブリオレ Luxury (F33)
年式 / 走行距離 2015 / 0.9万キロ
エクステリア / インテリア ミッドナイト / ブラウンレザー
最高出力 / 最大トルク 306ps/ 5800rpm / 40.8kg/ 1200rpm〜5000rpm
排気量 / エンジン 2,970cc / 直列6気筒DOHCターボ
タイヤ 前:225 40R 19 / 後:255 35R 19
長さ / 幅 / 高さ 4640mm / 1825mm / 1380mm
サスペンション 前:ストラット / 後:5リンク
レッドゾーン 7000rpm~

エクステリア

【フロントF系4シリーズは個人的にMスポーツよりもLuxuryの方が好きだったりしますが、それでもフロントのデザインは正直そこまで好きではありません(ごめんなさい。。)。長い間、E系までの”邪悪な”感じがBMWだと感じていたため、”メカ感”を感じるF系以降はあまり好みではありませんでした。しかし、サイドビューの美しさを見たらそんな事はどうでもよくなってしまいました・・・!

【サイド】
435iカブリオレのデザインはこのサイドビューの美しさにつきます。ロングホイールベース・ショートオーバーハング、水平基調の綺麗なボディライン、低く伸びやかなロングノーズスタイルは誰が見ても”優雅”だと感じていただけると思います。さらに、この美しいボディラインに最適なLuxury専用ホイールの”高級感”、ミッドナイトブルーの品のある”存在感”、派手過ぎないブラウンレザーの”余裕感”が妙にマッチしており、即決してしまいました。

【リア】
リアに関しては元々、”可もなく不可もなく”といった印象だったのですが、こちらもインテリアのブラウンレザーが特別感を出しており、”素敵な車”の雰囲気を出せていると感じます。
デザインにおける420iとの違いはマフラーが両側2本出しになるところと435iバッジに変わっているだけですが、あえて主張が控え目なところも好印象です。

【クローズ時】
幌車と異なり、メタルトップなのでクローズにすると”優雅さ”は損なわれてしまいますが(個人的には幌の方が見た目は好み)、防犯上のメリットや剛性のメリットもありますし、「幌の方が良かったかな・・・」と悔やむことは今のところはなさそうです。
加えて、メタルトップのオープン・クローズはものすごい”トランスフォーマー感”があり、周りの子供がたちがキラキラした目で「すごーい!」と喜んでくれているのを見かけると嬉しい気持ちになります。ちなみに、うちの娘は軽であろうがトラックであろうがランボルギーニであろうがトランスフォームしようが、全て一括りに「ぶーぶー」といいます。感性は人それぞれですね。

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インテリア

レザーの質感といい、色といい、広さといい、不満なところがありません。一昔前は「BMWは走りは良いけど内装がしょぼい」のような意見をよく聞きましたが、いまは他メーカーにも全然劣っていないと感じます。ちなみに娘はいっちょまえにRECAROシートに座っています。このブラウン×レッドのアンバランス感が良い意味でアクセントになっていて、インテリアコーディネートの新境地を娘から教わりました。
やはりブラウンレザーとミッドナイトの色の相性が抜群です。ちなみに子供を乗せてオープン走行する事は基本的にないですが(風が好きな歳になるまでは我慢です)、乗せ降ろしの際にオープンにすると、子供の乗せ降ろしがすごく楽で便利です。上からポンと置くだけで完了なので、狭いところでも楽々です。また、意外と知られていない機能として、BMW 435iカブリオレはリモコンキーでオープン・クローズにする事ができ(開または閉ボタン長押し)、ドアが開けれないほど狭い場所でも乗り降りする事ができます♪

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走行性能

1. 走行感

前車TTと比べると車重の重さをかなり感じますが、パワーがないわけではないので重厚感や高級感を感じさせる乗り味です。また、着座位置がかなり低いので(意外にもTTよりだいぶ低い)、”特別な車に乗っている”という感覚で運転することができます。
走行モードは4種類から選ぶ事ができ、マイルドな順からEco→Confort→Sport→Sport+です。Ecoモードだと一般道の流れに乗るだけでも”よいしょ”といった印象で、明らかな制御感を感じますし、パワー不足感が凄いです。しかし、SportおよびSport+にすると驚くほど激変します。パワーが見違えるほど上がり、かつ、トルクの立ち上がりも非常に自然になり、ターボ車なのに大排気量NAのような雰囲気があります。最後にConfortモードですが、これはとても普通です(笑)。他人を乗せる時には最高ですが、普段は燃費重視のEcoか運転の楽しいSportしか使わないと思います。

2. エンジン

”ユニクロといえばヒートテック””BMWといえば直列6気筒”ですので、上述の通り素晴らしいエンジンです。N55というコードで呼ばれているエンジンで、「前身のN54の方が良かった」や、「パワー不足だからS55の方が良い」など様々なレビューがありますが、世に溢れるかったるいエンジンたちと比べれば、素晴らしいエンジンだと感じます。

まず、上述の通り、トルクの立ち上がりが非常に自然でとても扱いやすいです。”アクセルを踏んだ分だけ”という言葉が良く似合う見事な出来だと思います。確かにC63のような爆発的なパワーは感じませんが、一般車とは比較にならない程のパワーを持ち合わせており、少なくとも500馬力以下の車しか所有した事のない私からすれば必要十分と言えます。また、このエンジンは”音”がいいです。ターボなのにNAのような「ファァーンッッ!!!」といった伸びやかな管楽器のような音色を放ち、高回転でシフトアップすれば「バフッッ」と吠えたり、シフトダウンすれば「ゴボゴボゴボッ・・・」と唸ったり、とても楽しいエンジンです。

3. ブレーキ

車重があるせいか、ブレーキの効きはかなり甘めです。しかし、カックンブレーキにはならない自然な感覚で扱いやすさは◎です。どんな速度からでも一瞬で停まるような異次元の感覚はなく、割と大衆車的な雰囲気ではありますが、多くの方はこれぐらいで満足できると思います。

4. ハンドリング

こちらも車重のせいか”ハンドリングが軽快”という印象はあまりありませんが、前車TTがかなりすばしっこい車だったので余計にそう感じるのかもしれません。ただ、購入してから攻めた走りを一度もしていないのでどこかでテストできたらと考えています。

5. オープンドライブ・クローズドドライブ

オープンカーを所有した事がある方なら当たり前の意見かもしれませんが、オープンドライブとクローズドドライブではドライブの楽しさが全然違います。正直もうオープンカーなしには生きられないかもしれません。購入前は”テラスで食べるランチと屋内で食べるランチ”もしくは”露天風呂と内風呂”ぐらいの違いだと考えていましたが、まあ間違っていました(笑)。ただ”開放感がある”だけの違いではなく、明らかな”特別感”を感じる事ができます。まだ体験したことのない方はぜひ機会を見つけて体験してみてほしいです。

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競合他車

私は435iカブリオレの購入に際して、TTを残しつつ、TT+ボクスター or S660 or エリーゼのような"4シーター+2シーターオープンMT車"を所有する計画も真剣に考えていました。しかし、都内の場合、駐車場代が倍かかる時点でかなりの出費になりますし、そのお金を1台に集約させればもっと良い車を購入できるのになあ・・・等と考えてしまい、迷いに迷った結果、断念してしまいました。

ちなみに435iカブリオレと同じような車種で悩んだ車は以下の通りです。

①E350 / E400カブリオレ(A207):
年式もそこまで古くなく、全幅1785mmという都内で最も扱いやすいサイズ感であり、値段もかなりお手頃という優等生です。また、V6 NAエンジンというもはや現在となっては貴重なエンジンを搭載しており、それに加えて幌車(メタルトップより幌が好み)であった事から、正直これにしようとずっと思っていました。しかし、中々ディーラー認定中古車が出てこないことから結局ズルズルと候補から外れてしまいました。

②C43カブリオレ(W205):
これは①の走行性能の弱点を補ったような車で、まさに”メルセデス版 435iカブリオレ”といった立ち位置の車ですが、435iカブリオレよりも若干価格が高いこと、以前”C63”に乗っていた事から”43”であることが気になってしまい、候補から外れてしまいました。しかし、良いタマがあったらこれにしていた可能性は大いにあります。

③911カブリオレ(997 / 991):
かれこれ5年以上”911欲しいけど他の車にしてしまう病”が続いておりますが、今回も継続してしまいました。一番のネックは価格で、997後期以降の911カブリオレを狙っていましたが、①や②の2倍以上の値札が付いており、いざ購入となると気が引けてしまいました(リセールを考えるとむしろ安かったりするのですが・・・)。ちなみに娘は”9月11日生まれ”なので、巷でよく聞く”いつかは911”はどこかで絶対達成しなければなりません(笑)。

④M4カブリオレ(F33 / F83)
これはタマ数が少なく、値段もそこそこ張るので候補から外れてしまいました。もし次乗り換えるとしたらありかもしれません。

⑤6シリーズカブリオレ、M6カブリオレ(F12):
これもアリな選択肢だったのですが、全幅1895mmの2ドアは子育て世代には厳しいと思い断念してしまいました。なお、一世代前のE64は年式の古さから手が出せませんでした(M6のV10エンジンは最高ですが!)。

ちなみに上記の中でMTの設定があるのはポルシェ911(997の中でも2008年モデルまで)だけでした。MT好きかつオープンカー好きで車を2台持ちするのが厳しい環境だと、もはや選択肢がありません。。

この車の注意点

N55エンジンはチャージパイプが樹脂製だから”確実に割れる”とよくネットで見かけます。
もちろんまだ割れてはいませんが、正直ハラハラしながら乗っています(意識的に超高回転にしないようにしている)。
認定中古車の場合、保証が効かなくなるのでチャージパイプを社外の対策品に変える事ができません。保証が切れるまではこのハラハラ感が続くと思うと少しストレスにも感じますが、逆に割れても無償で治してもらえると思うとやはり我慢かなあと思っています。

ちなみにチャージパイプ以外はあまり故障が多いイメージはなく、比較的手を出しやすい車だと考えています。

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最後に

子供が生まれてからは車で自由にドライブする機会がほとんどなくなってしまいました。しかし、そんな中、オープンカーがあると夜にその辺を走るだけでも十分気晴らしになりますし、”手軽に車を楽しむこと”ができ、購入して良かったと本当に思っています(スポーツカーは走らせてなんぼのところがありますので)。また、上述の通り、オープンにすると子供の乗せ降ろしがめちゃくちゃ楽なのもあって、意外と子育て世代におすすめな車だと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)♪